”ブリンブリン”
元々は 90年代後半〜 アメリカの南
サウスヒップホップ（現在のTRAP musicのルーツとしても重要。）
NO LIMIT RECORDS のCEO ＝ ”MASTER P” のロゴ。
CDパッケージから世に知らしめられた。
もちろんHIPHOPの世界には 80年代 から金のチェーンは定番ですが
ラインストーンをあしらったモノを”トレードマーク”にして広めたのは、
やはりNO LIMITです。
サウンドクラウドも無い時代に、車で売りさばいて ブリンブリンロゴと派手な
雑誌見開き広告戦略等、ニューオリンズから始めたスタートアップ、ゲームチェンジャーの
ビジネスとしても学ぶことも多いです。
(netflix のヒップホップエボリューション”バウンス”が面白いです。)
そしてこの
”ブリンブリン” 国内では
2000年以降〜
小悪魔ageha の表紙や
プリキュア の店頭など
独自の進化を遂げていきます。
お！
ということは、ダンス教室に行きながら、
プリキュア好きだった子供達が
今の US TRAP ブリンブリン とかが好きなのは
潜在的に自然な流れなのかもしれないですね。
このZ世代？ に絶大な人気を誇るラッパー LEXさん や JP THE WAVYさん などが
着てるのも メッシュキャップにラインストーン JACOBも
ちょうど２０年くらいの周期で、今 2000sっぽい (当時のファレルのような)
雰囲気になっています。
（3年前に１０００円で買ったボンダッチのメッシュキャップが８０００円で売れたり、
HIPHOP好きな 今の街中20代前後の子たちは JAYZが 履いてたような
EVISとかも 履いていますよね）
そして 彼らの 着用アイテムは瞬殺で売れて転売にかかったり、
全く売れていってなかったモノがメルカリで売れたり、
今までの 価値を変換させてしまう力があります。
（ ファッション関係のノームコアおじさんは もしも 知らないと置いてけぼり状態・・・
これって お笑いでいう、第７世代 EXIT以降を知らない みたいなもので。）
そして、その
ブリンブリンジャケット の大御所 “NO LIMIT” “CASH MONEY” recordsの
グラフィックを手がけていたのが、何度かここで書いていますが、
偉大すぎる レジェンド penandpixel グラフィックスです。
↑ 実はUSのイタリア系白人がピザ感覚でレイヤードグラフィックを作ってたって話とか超面白いです。
そしてこの MASTER P 叔父貴 の “NO LIMIT RECORD “
97年には、もう全米チャートで2位の快挙。
現在のTRAP musicのルーツとしても重要なんです。
例えば
ASAProckyのライブゲストのステージ。MASTER P 叔父貴の 乱入感ヤバくて、
めちゃくちゃカッコイイんです。
Rockyも MVでMASTER PのTeeを着てたり、超リスペクトしていますね。
実はこの MASTER P叔父貴は地道に 91年から自主アルバムを手売りで初めた功労者。
97年にMake ‘Em Say Uhh では 全米首位のセリーヌディオン(タイタニック)の
次の2位になるまでの サウスヒップホップ界の 超快挙を最初に成し遂げたレジェンド。
西海岸のスヌープをデスロウ騒動から救った話も
泣けるし、見た目は怖いけど叔父貴 、めちゃくちゃカッケーっんすよ。
アフリカ系の CEO、実業家としてもJAYZよりも少し早く成功しているんです。
→ https://hiphopdna.jp/news/11770
“成功にリミットはない。ノーリミットさ。”
ちなみに MVのピカピカ戦車が登場するアイディアは
ブラックピンクの20年前にもうやってる(笑)
感覚はやすぎるし、
こういうUSのリアルなモノ取り入れて
全くネクストなアイドルのMVにできる 韓国のHIPHOP偏差値の高さも おそるべしですね。
これは 今ただ流行っているモノではなくて、
他の国では もっと以前から”定番化”しているモノです。
もう少子化とか HIPHOP知らないとかでは 誤魔化せないトコロまで来ました。
自分と同じか４０前後以上 のファッション業界のノームコア おじさんも、
そういうのポジションの方は特に 過去の定番はもちろんですが、
新しい定番、新しい世代のマーケットについても 興味を持っておいた方が良さそうですね。
その他
TRAPのルーツに重要な資料まとめ
など
こちらインスタでは突っ込んだ細かい事もストーリーなどあげています🔽
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