今回のカサブランカの本編は
大貫妙子さんの1978年 アルバム(レコードは1万超えのレア盤)からの
”ミニヨン”収録の 4:00 AM 使っていました。
この曲は
編曲、キーボードは 坂本龍一さんの名曲。BASSは細野晴臣さん。
YMOのメンバーは元々スタジオミュージシャンなので、
山下達郎さんはじめ、この時期の ナイアガラファミリーと関係が深く
今で言うCITY POPの名盤に参加されています。
中身は、バッチリ70年代後半のDISCOの世界観に仕上がっていましたね。
70年代 DISCOでよくある 襟を出したスーツのスタイリングに
前々回からのテニスのイメージは
アジアのバージョンとして卓球。 テーブルテニスとして
カサブランカテニスクラブ →カサブランカピンポンクラブ に
変換されていました。
80年代の 日本のニューミュージックのイメージって、
このジャケットとかまさにですが
少し意味不明なエキゾチック アジアをテーマにしていたりするので
そんな雰囲気もバッチリ入っていました。
影がストライプ状になった空間を歩くシーンなんかは
ノエビア化粧品の美人画 鶴田 一郎さんのアートワークを連想させられました。
大貫さんの”ミニヨン”のジャケット同様にモノトーンの空間演出が綺麗で
クリアでモダンな昭和の夢のような世界ですね。
また、バッグやイアリングなどのアクセサリーにフォーカスされるシーンも
多かったので今後のリリースが楽しみですね。
東京オリンピックのタイミングだからだと思いますが、
バージルの ルイビトン メンズも日本にフォーカスしたショーでしたね!
こちらが16分を超えるかなり凝った映像です。
80s HIPHOPのブレイクダンス期のサンプリングから始まる
HIPHOP新旧全部盛り的なコレクション。
LV、AF1よりこっちにビックリ pic.twitter.com/smy10GmcR4
— 𝐌𝐈𝐙 𝐓𝐀𝐑𝐍𝐈𝐄 (@miztarnie) June 25, 2021
90年代 HIPHOP クラシック WU TANG CLANの GZAの登場
WU TANG CLANのインスパイアー源であるカンフー映画
彼らがよくサンプリングしている ナレーション部分と
体育館で剣道をしているアジアのイメージをミックスさせています。
そこから
最後にUKのドラムンベースの レジェンドDJ Goldieに刀が渡された瞬間に
ドラムンになってエンドロール。
よく聞き直すと中盤のドラムンベースから、 アブストラクトHIPHOP、
(DJ KRUSHさんの世界のような)スピリチュアルJAZZ の尺八やを経て
WU-TANG(GZA)になっていく音楽的にスムーズな 全体構成は流石DJでもある
バージルさんらしい構成ですね。
GZAも大貫妙子さんも聴いてて思ったんですが、
コレクションブランドが音楽使うと、
めちゃくちゃ 音がクリアに聴こえるんですよね・・・なぜか。
マスタリングし直しているのかなぁ、レコード的なざらつきもなく
新譜としてリリースされた時のような
真っさら音になっていて、新しい良さを感じました。
それにしても
まさかLVにWU TANGが使用される日が来るとは・・・・・・・。
毎日 WU TANG 聴いて来日 ライブにも行った 高校生の時は夢にも思わなかったですね。
casabranca×newbalance 327 ケンダル・ジェンナー kendall jenner / westsidegunn /jbalvin