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8月22日まで浜松市美術館で開催されている「Fumiyart 2021デジタルとアナログで創造する藤井フミヤ展」に行ってきました!

「多様な想像新世界」というサブタイトル通り実にさまざまな世界観と想像力、表現力を持つアーティスト藤井フミヤの展覧会は色分けされた部屋にテーマ別に今までの作品が展示された見事な展覧会だった。

1993年に最初のフミアートの展覧会を開催して以来30年近くに渡って作品制作をしてきたことになるのだけれど最初にフミヤがマックのパソコンを買ってアートを作り始めた時からその活動を見つめてきたので感慨深い展覧会でもあった。

フミヤはいち早くマックを買ったんだけどマック一式やスキャナー、プリンターなど揃えるのに100万円くらいかかった超初期の頃にイラレやフォトショで様々な作品イメージを作りはじめた。

その当時ニューヨークに住んでいたので日本に帰るとフミヤの家で夜遅くまで作品制作を一緒にしたこともあったのが懐かしい思い出です。

なぜ夜遅くまでになるかというとあの頃のマックのコンピューターのプロセッシング能力がめちゃくちゃ遅くて画像1枚スキャンするのに30分とかかかる始末だったからで今では考えられない。

多分アイフォンのプロセッシング能力の1000分の1くらいの処理能力だったのではないか。

それでもあの当時はパソコンというものでアートを作ることにワクワクしていたのだから今考えると面白い。その後フミヤは10年近く歌の方に専念したけどその間にも今度は手でアナログにアートを制作していて今回の展覧会では懐かしいデジタルアートから近年のアナログアートまでの全てをみることが出来るのです。ちなみに美術出版からは「ALL  ABOUT FUMIYART」いうフミヤの作品やアーティストとしての全てを紹介、解説して網羅するような素晴らしい本も出版されてます。

僕もフミヤに関する一文を寄稿させていただいたので本屋さんで見かけたらチラリと見てください!

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