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BLOG - 田辺良太(WHITEWALL代表 アートプロデューサー / コンサルタント)

マイアミアートリポートVol.4

DE LA CRUZ COLLECTIONはカリブ諸島とプエルトリコでコカコーラのボトリング事業で財を成したローザとカルロス・デラクルズ夫妻によって築かれた現代アートのコレクションだ。マイアミのデザインディストリクトに2009年に設立されたde la Cruz Contemporary Art Spaceは30,000スクェアーフィートの面積を誇る3階建ての展示スペースで1階と2階の中央部分は吹き抜けになっている気持ちの良い展示空間だ。前回もここを訪れたが今回、展示作品は少しづつ変えられていて新たな作品もあれば前に見た作品もあった。素晴らしい作品ばかりで息を飲むが特にCristopher WoolやAlbert Oehlen、Mark Kippenberger、Sterling Ruby、Joe Bradleyなどは僕の大好きな作家でありこのスペースで見れることを楽しみにしている。入場は無料で最新のアートや最高峰のアートが自然光の入る明るいスペースで堪能できるのが何よりも素敵なことだと思う。

Glenn Ligonの作品。シルクスクリーンやコーラルダストを使用している。

Wade Guytonの作品。エプソンの高画質出力だ。

Cristopher Woolの作品。1点数億はする人気の作家だ。

Sterling Rubyの大きな立体作品が真ん中で存在感を示す。

Joe Bradleyのペインティング。色、勢い、力強さがある。

わざと白いキャンバスで上の部分を覆ったのが面白い。

広々とした1階の展示スペース。天井も高い。

Albert Oehlenの作品。日本ではあまり知られていないが良い作家だ。

Isa Genzkenの作品。六本木の森ビルにある巨大なバラの彫刻の作家だ。

Dan Colenの絵画作品。シンプルながら味わいのある構図と色合いだ。

2回の展示スペースも広くて様々な作品がある。

Dan Colanのチューインガムを貼りまくった作品。

Wade Guytonの作品はズレなどを作品に取り入れる。

Laura Owensの作品はわざとヘタウマ風にキッチュに描く。

階段から見下ろした2回の展示スペース、自然光が明るい。

Martin Kippenbergerの作品。好きな作家の一人である。

2回の点にスペース。現代アートとともに過ごす時間。

自転車を使ったオブジェ的な作品があった。

現代アートに混じってサルバドール・ダリの絵もあった。

Dana Schutzの絵画作品。シュールで面白い。

これもMartin Kippenbergerの作品。ドイツ人の作家だ。

Martin Kippenbergerも日本であまり知られてないかもしれない。

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