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BLOG - 竹内利充(Take Product ディレクター)

工業系民芸クラフト?

ども。以前も書いたかもしれませんが、娘の習い事のお迎えを週に2日ほど夕方にやってますが、時間がちょっと微妙にある時はファッションセンターしまむらで10~20分ほど闊歩するのが最近のお気に入り。ワークマンでもいいけれど、駐車場の広さや店内の開放度や、最近悪い意味でオシャレになってしまったりと「感覚をニュートラルに過ごせるのは実はしまむらがイチバンじゃね?」となった次第です(あくまで個人の感想です)
なにはともあれ、相変わらずしまむらの店内をグルっと一周した時に見つけて衝動買いしたのがコレ。

 

しまむら ビニールかごバッグ

ただのビニール製のかごバッグのようですが、まるで電工用の絶縁チューブのような透明な素材を編んでいるのです。
白っぽく見えるけれど、あくまで透明なチューブを編んで重ねて透視率を下げている事による白さで、凄く詩的な白さに仕上がっています。

その様は個人的にMODE的な解釈にも見えるし、未来の伝統工芸とも思えます。
はたまた、現代の言葉遊びになりつつあるサスティナブルという風潮へのアンチテーゼを含ませたPUNKアイテムという解釈も出来そうです。

そして何よりも企画側も製作側も店舗側も一切そういった所を意識してもいない事により、あざとさを一切感じさせずに低価格で消費者へ届けている所が、ハプニング性のあるデザインという至高の快楽へ誘っているという現実。

 

はい。しまむらの980円のバッグをツラツラとよくネタにできるよなオレ。
…とここまで書いてようやく我にかえりましたw

 

 

 

 

 

 


 

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