ワタラポンクル (北海道 網走)
ワタラポンクルとは、岩屋の小さな人という意味をもつ網走ポンモイの妖精をモチーフにした、木彫り人形。
網走のとあるお土産屋さんのみで購入出来るモノですが、ご主人が一人で製作しているという事で、詳細はあえてここでは控えさせていただきます。
このブログを毎回見ていただいている方なら覚えていると思いますが、ワタラポンクルを紹介するのって二回目なんです。
前回のがコレ↓で
コレ↓が今回の。
はい。ニッコリなヴァージョンです。
うーん。この微笑んだのもいいし、深みを感じるノーマルのもいいし、甲乙つけがたいです。(まぁ甲乙つけるようなものでもないから、2バージョン手に入れたのですが。)
なお、相変わらず鮭の造り込みも素晴らしい!
これ自体が北海道やアイヌの伝統的な物というには、ちょっと違うと思いますが、実際に現地で生きる人が今こういったものを作っているのは事実。後まで作られ続けるかもしれないし、そのまま消えてしまうかもしれない。価値もつかない。でもそのくらいでいいのかもしれないし、それが民芸品の面白さかもしれません。
消えた分だけ新たな民芸や価値観が生まれる。
その流れを客観的に見てニヤニヤするのが民芸品を買うという事だと思います。