BLOG - 高山かおり(Magazine isn’t dead. 主宰/ライター)

ひとり〈消費生活〉146日目

◎7/6(月)本日の支出計3,656円

・バス代 1,060円

・コーヒーと本 2,150円

・コンビニで夜ごはん 446円

 

朝早くに自宅を出発し、バスで旭川を目指す。狩勝峠を越え、南富良野から富良野、美瑛を抜けながら起伏のある風景や水田を眺めているうちに同じ北海道なのに異国に来たような気持ちになる。3時間半ほどで旭川空港へ到着。次のバスまで1時間半ほどあったので、空港内で先日のフィールドワークの書き起こしに取り掛かるが、なかなか終わらない。

東川行きのバスの時間があっという間に来てしまい、慌てて乗り込む。8年ぶりの東川へ到着し、まずはお礼を直接伝えたかったとある店へ。数ヶ月前に遠隔でいろいろと助けていただき、ちゃんと顔を見てお礼を伝えたいとずっと思っていたのだ。とても温かく迎えてくださり、改めてその思いやりがじんわりと心に染み渡る。少し話をして、次の目的地である本屋積日へ向かう。扉を一つ開くと、ギャラリーが目の前に現れ、飾られた写真と目が合う。そしてもう一つ扉を開けると目の前に本棚。なんて気持ちのよい動線なのだろう。ギャラリーが店内にあるとばかり思っていたので、いい意味で想像を裏切られた。店主の畠田さんにご挨拶させてもらい、持ってきた雑誌たちを平台に並べる。本当は東京からブックバスが来る予定で、その隣で便乗する形で小さく販売をするつもりだったのだが、その店主が体調不良のためイベントは中止。しかし、バスも宿も押さえていたため、とりあえず来てしまったという経緯だった。決して望まれて雑誌を販売するわけではなく、一方的に押しかけてしまったにも関わらず快く場所を提供してくださり、恐縮だった。

4時間半ほど店内に居させてもらったが、次々とお客さんが入ってきて、どの方もじっくりと本と向き合って長く滞在しているのが印象的だった。7/2にオープンしたばかりで、本棚は明らかにかなりの数が売れた後の表情をしていて、まちの人がどれほど本屋ができることを楽しみにしていたのかがひしひしと伝わってきた。お客さんが途切れたタイミングで、あれこれと話を伺う。発注作業もままならないほど、お祭りのような4日間だったと言っていて、「この本は注文できますか?」と来てくださる方も多いのだそうだ。久しぶりに本にまつわる明るい知らせを目にして、関係のないこちらまでうれしくなってしまった。これからどんな本屋になっていくのか、本当に楽しみである。

その後、宿を取っている旭川へバスで向かい、チェックイン。諸々雑務を終わらせて、早めに就寝。

 

◎いま読んでいる本・雑誌

・風の歌と、人の話を聴け(山中散歩/自費出版)

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