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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

ノーショー

 先日、ちょくちょく利用している飲食店に予約の連絡をした。店主から大丈夫と返信がきたのでそのままにしてたら、直前になってショートメールが入った。宛名は店名で電話番号ではなく5〜6桁の数字のみ。そして本文にカード番号を入力してくださいとある。なんだか怪しいと思いそのままにしていたら、しつこく何度もメッセージがくる。ひたすら無視するしかない。

 そして前日。カード番号が入力されてないので「○月○日○時からのご予約はキャンセルされました」という連絡が。さすがに日時は合ってるので、これはもしやスパムではなく本物かと訝しがりながら店主に連絡したところ、「すみません、予約のシステムを変えたんです」とのこと。

 要するに”ノーショー”対策で、キャンセル料を課すための仕組みにしたようだ。

 今日のYahoo! ニュースにも出ていたが、席を予約しておきながら、連絡もしないで来店しない行為に飲食店は頭を悩ませている。店側からするとこれは死活問題だ。

 一部のバカのために業界全体、そしてそこを利用する善意の者たちにまで迷惑がかかる。

 この制度を導入すれば確かに飲食店は助かるだろう。しかし客側からすると急な体調不良や、同伴者の都合などで前日のキャンセルにも罰料がかかるとなれば、予約にもうすこし慎重にならざるを得ない。

 予約困難店ならまだしも、普段使いの店までそうなったとすれば、飲食店との付き合い方もこの先変わっていくだろう。 

 複数の飲食店を並行予約して、同伴者に店を選ばせ、残りは無視するバカというのがいるとも聞いたことがある。空いた口が塞がらない。 

 こんなバカどもを一掃するために、ノーショーに関して法律で取り締まれるようにして欲しい。明らかに損害を与えているわけだから。

 お店に聞いたら意外と外国人にこのノーショーが多いというから、なかなか難しいのかもしれないが。

 よくいく中目黒の人気の焼鳥屋さんは、予約を取らないFCFSだ。つまり先着順。ある意味フェアでいい。

 

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