CLOSE
BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

呉越同舟

 原料を仕入れて、加工して高く売る。これが商売の原則だ。

 あるいは、その商品を売るために仲介をするというビジネスもある。まあ、ここから派生するビジネスもあるのだが、だいたいこれの収斂する。

 現場を離れてから、だいぶ経つ。その間に担当者は若返り、同年代はほぼ引退。そういうわけでいま届く郵便物のほとんどがM&Aの封書ばかり。

 要するに会社を売りませんか、というやつ。

 不動産の仲介は売り手と買い手から3%づつの6%が手数料で、M&Aもだいたいそんなもん。

 中小企業とはいえ時価総額は数億から数十億、なかには数百億になるものもある。

 我々の仕事仲間のヘアメークやカメラマンたちが、二言目に「有事になると我々の仕事なんていの一番に切られる」なんていうけれど、それは我々だけではないよね。

 呉越同舟です。

 

 

 

 

UPDATE BLOG

ブログトップもっと見る