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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

警察署

 一昨日のこの欄で事故のことを書いたら、各方面からお見舞いの連絡が。大丈夫。入院はしていません。いわゆるムチウチと膝の打撲だけで済んで、すでに日常生活を戻っている。

 そして本日、警察へ事情聴取へ。

 威圧感、というか悪いことしてないのに居心地が悪さというか。警察署というのは何度行ってもプレッシャーがかかり、あまり長くいたいと思わせるところではない。薄暗いし、陰気だし。なんだか気も悪い。運気を吸われるというか。一時も早く逃げ出したい、そんな気持ちになる。

 しかし担当の警官さんは気さくでいい方だった。交通課だからかな。刑事課の人は、こちらの目の底を覗くような目で相対してくる。

 警察署にいるとちょっとしたドラマというか、人間模様を目撃することもある。前回訪れた時には、渋谷でぼったくりバーに連れられて高額請求された客が隣にいて、刑事さんに相談してた。衝立ごしではあるが、会話は丸聞こえ。

 その前は、若い女性がバッグをひったくられた話をしていた。少々、ウォータービジネスな方。

 毎時枚分毎秒、事件は起きている。

 警察抜きには世の中の安全は守れない。

 たまに悪態もつくけれど、頭のどこかではいつもリスペクトしてますよ、警察のみなさん。

 

 

 

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