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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

異次元のアイデア

 結婚適齢期という言葉をこのところあまり聞かない。いまのダイバーシティムーブメントの影響か。

 とはいえ女性には出産適齢期というものはある。妊娠適齢期というやつだ。加齢ごとに妊娠できる可能性は低くなる。もちろん20代が最も高く、30代、40代になるにつれグッと数値は低くなる。

 そんなトピックを先週末、娘とごはん食べながら話した。

 いま娘が25歳。某会社で働いで4年目に入るが、ちょうど仕事も楽しくなり、これからさらに充実しそうだ。予定はないと言っているのでいますぐ結婚や出産をすることはなさそうだ。まず自分のキャリアが優先と言っている。

 ではあと何年これが続くのか。だいたい30くらいまではキャリアアップのための時間だ。相手がいればいいけれど、そこから相手を探し、結婚となると30なかばまであっという間。そして結婚、出産となる。もう40は手前だ。

 日本でのキャリア女性の少なくない人たちがこれにあてはまる。だから少子化とは言わないが、影響はあるだろう。

 なんだかこういう「仕事と人生の設計問題」に例の異次元の少子化問題に対する解があるのではないかと思った次第。

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