
愛用しているApple Watch Ultra3のバンドを変えてみた。
そもそもこのタイプのウォッチバンドはなんという名称なのだろうと思って、チャットくんに聞いてみた。
Bund Strap
時計本体の下に幅広い革が敷かれる形状のウォッチストラップ。
起源はドイツ空軍の軍用時計と言われている。
高高度で冷えた金属ケースが肌に触れないように。
汗が時計につかないように。
腕に安定して時計をつけられるように。
つまり、機能から生まれた。
ぼくがbund strapを目にしたのは、1990年代。
裏原系で流行っていたのだが、おそらく元ネタはポール・ニューマン。

1970年代にポール・ニューマンがbund strapのROLEX DAYTONAを付けている写真がある。今では名高いポール・ニューマンダイヤルのRef.6239に、黒いクロコレザーのbund strapの組み合わせ。
1990年代からのヴィンテージウォッチ(特にスポーツロレックス)の熱狂を考えれば、この素晴らしいスタイルがサンプリングされたとしてもおかしくはない。
機能から生まれたbund strapが、スタイルになった。

さて、ぼくは汗かきなので、走る時にはバンドを変えなければならない。
合理性を考えれば、これまで使っていたNIKEのシリコンバンドがApple Watchとベストマッチだと思う。
つまり、手間が増えた。
これって、機械式時計のネジを巻く行為と似ていると思った。
手間ではなく、儀式。何かを始める時の。

合理性とスタイル。
世の中、合理性は必要だけど、それだけでは味気ない。
相反しているようだけど、ぼくには両方とも大切。
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