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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

言ってはいけない

 誰もが不思議に思っているのは、新型コロナの日本の感染者数と死亡者数が欧米諸国に比較して少ないということだ。BCGが効果があったとか、衛生観念が違うなどいろんな推論があるが、統計数字からみると新型コロナ、我々日本人にとってはあまり怖くないんじゃないか。

 なんとなく誰もが思っているが、油断させるといけないし、もしこれから感染拡大になったらそれを誘導した責任問題になりそうなのであまり声を大にして言えない。それでもホリエモンや小林よしのりは、経済活動を再開しろという論陣を張っている。

 これも言ってはいけないことであるが、いまのこの状況って、老人を取るか、働き盛りの人たちを取るか、ある種の命の選別なんだよね。病気で死ぬか、経済で死ぬか。

 統計的に若い人はあまり重篤化しないし死亡数も極端に少ないのに対し、高齢者はこのウィルスに弱い。20代の力士が亡くなったと報道があったが、彼は糖尿病だったという。こうした疾患のある人はこのウィルスに弱いというのもずっと前から指摘されていた。

 いろんなところからもう悲鳴というより絶望の声を聞く。もちろん我々も例に漏れない。やっと緊急事態宣言が39県で解除になった。今月末までと言っていた首都圏の解除も来週あたりから段階的に進むだろう。

 かなりの人たちがこの病気について、わかってきた。疾患のある人、高齢者を保護して、健康な若い人たちは、もう普段通りにしてもいいんじゃないかな。それでも例年のインフルエンザより死亡数は増えなさそう。これも言ってはいけないことだね。

 まあ、ブログなんてこんな僻地で愛ではなくて、持論を叫んでも、誰も気にしないだろう。

 お目汚しですみません。

 

 

 

 

 

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