あまりネガティブなことを書きたくないのだけど、オンワードが大量閉店というニュース。
おとといの日経電子版で読んだ時には小さくない衝撃を受けた。でもきっと前向きな後退なんだろう。しかしこうも嬉しくないニュースが多いと誰もがアパレル大丈夫？ となってしまう。
大丈夫です。
オシャレしたいひとたちの欲望は決してなくならないどころか、年々エスカレートしているはず。ただオシャレマーケットがあまりにも拡大したため、売る側の数が多くなりすぎた。それがいまいいバランスに収斂している最中ということ。
むしろいま大変なのは、人々の余剰時間をどう奪うかという業界。テレビ、出版、ゲーム、ネット、映画のストリーミングサービスなど。
億万長者であろうが、そうでなからろうが、人が使える時間は一日24時間。金持ちだから睡眠時間が短くて済むというわけでもない。
ファッションは余剰時間のパイの取り合いからは、離れた距離にいるから大丈夫。しかし余剰時間、つまり暇つぶしの時はジャージでいいとは言わないでくださいね。
ネットフリックス見る時にもばっちりオシャレして、スクリーンの前に座りましょう。
