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BLOG - 森山真司(ディストリクト ユナイテッドアローズ所属)

“MANI”SON FIT from Salvatore Piccolo

昨年購入したブルックスのMADISON FIT。

経営破綻ニュースにも驚きましたがMADE IN USAのラインがその後どうなるかわからず2枚(とサックス1枚)買いだめしました。

昔からのお気に入りで今でもBDの個人的主役でもあるアイクと同様のクラシックなゆったりフィットはオンオフ兼用でいける、いま着たいバランスで白2枚あっても足りないくらい。

で、今売ってないから古着で探そうか?としても白シャツで状態のいい古着は探すのが困難なんですよね。せいぜい馬の刺繍のが見つかる程度…(それも買っちゃいますけど)

今日もkolorにあわせて着ていますが、夏場シャツイチのコーディネートでもふわっと着られる感じがお気に入り。もちろんネクタイしてジャケット羽織るときにもブラウジングして着るのがクラシックで気に入っています。

で、こちらは今週金曜日District発売のサルバトーレ・ピッコロのBD。

数年前にUAバイヤーのジョージがやはり往年のブルックスをベースに襟型を別注しましたが、フィットまではピッコロのそれで…マディソンのバリエーションのつもりで昨年買い足そうかと何回か試着しましたが、やっぱりコンパクトに体にフィットする感じは好みではなくその時は断念。

このたび弊店バイヤー・イイジマーニの手によりマディソン・フィットに近いスペックをピッコロのあり型から選んでボディを別注したものです。

ヴィンテージのブルックスだとフロント6ボタンだったりもしますがここはマディソンに倣い7つのまま。

 

襟はジョージBD、ボディはイイジマーニから”マニ”ソン・フィット(^^)

こうして着くらべてもほぼ同じバランス・印象です。

なにが優秀かというとピッコロならではのハンドソーン(一部)という点。よりクラフツマンシップが感じられるシャツになりました。

30年前トラディショナルなフィットはスーツのインナーであってもシャツはこのフィットが当たり前でした(英国のシャツ専業ブランドのものがやや細身に感じたくらい)。

アメリカンスタイルでより細身のシャツを探してウエスタンシャツにたどり着くという経過を辿る人がたくさんいたのもそのせいです。

2000年に入りエディ・スリマンやトム・ブラウンの影響でどんどんコンパクトになっていっただけで、ここ最近はやっぱりトラディショナルなバランスが目に心地よく感じるようになりました。

 

90年代のヨシワラの雑誌記事から…

やっぱりブラウジングしたアイクのBDを着ています。

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