スカイウォーカーの物語が終わったという事で原点回帰。
ジョージ・ルーカスが産み出したスター・ウォーズ一作目当時の産みの苦しみ、その後の常識(当時の映画産業の)を覆す大ヒット、そしてその後の混乱を第三者の目から冷静に観察した面白い本。
1977年前後はジョーズに未知との遭遇にスター・ウォーズにと子供心にも映画のお祭りのような年だったのを記憶しています。
初めて知ったようなエピソードはさすがにあまりありませんが時系列で紹介される苦難とそれに続く混乱を追体験できたいい機会でした。
昨日届いて一気に読んでしまった😅
当時わたしも劇場の一回目の回から最後の回までずっと映画館に居座っていたクチでしたが本国スター・ウォーズの長蛇の列はそんな劇場から出ない客が続出したせいで、この現象がきっかけで全席入替制になったとは初めて知りました。
いかに前代未聞のヒットだったのか(そしてそれによっていろんな人の人生を狂わせたのか)よくわかる内容でお勧めです。
マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー…そしてジョージ・ルーカス。彼らが魅せてくれたスター・ウォーズも一区切りで過去のものになったわけで。
今後は”ジョン・ウェインやアラン・ラッド、スティーブ・マックイーンがかっこよかったんだよ”という前の時代に属する逸話になっていくんだろうなとしみじみ思ってしまいました。