明治通りから千駄ヶ谷方面に向かう途中、路地を一本入ったところに好きなバーがあった。
知り合いの紹介で行ったことしか覚えていない、正しい場所もバーの名前もオーナーも、
その知り合いさえ誰だったのか思い出せない。
こうやって”東京”を思い出しては”東京”を忘れていく。
渋谷の雑居ビルの最上階にあったクラブも、隠れ家のようなレストランも不定期営業のショップも。
ベルリンを離れたら、同じように徐々に記憶が薄れていくのだろうか。
12月、ビザの更新をした。けれど、ここに留まる理由はまだ見つからないままだ。
面倒なワクチンの壁を打破し、自由を手に入れたら、まだ見ぬ世界を探す旅に出よう。
日本へ帰るのは、まだまだ先の話。
以下は、最新の執筆、ディレクションワークの情報になります。是非チェックして下さい。
https://eleminist.com/article/1764
秘密警察に追いかけられた東ドイツ時代 30年以上ベルリンを偏愛し続けた敏腕プロデューサー、マーク・リーダーの今 -前編-
https://senken.co.jp/posts/kmiyazawa95
The full story of Metabolic Rift: A new format of underground culture by Berlin Atonal [Part 1/2]
https://www.vogue.co.jp/lifestyle/article/christmas-album-playlist
ビザ更新、締切、引越しなど、とんでもないハードコアスケジュール年末となってしまい、
予定していた旅行も泣く泣く延期、ずっと不眠症だったのに泥のように眠れるここ数日、
すでに追われている年始の案件、面倒な事務手続きのあれこれ、、、
残念ながら、ベルリンへの愛は薄れつつありますが、情熱を注ぎ込めるモノがなければ
どこにいても同じなんですよね。
変わらぬ信頼を築けたクライアントの皆さま、いろんな新しい出会い、そして、温かい友人たち、
家族、応援してくれる人たちに、感謝の気持ちを込めて。ありがとうございます！！
Best wishes for the New Year
Einen guten Rutsch
