拠点を移して2ヶ月が経った。この2ヶ月はとにかく現地でDJをしていたり音楽に関わる人達に沢山お会いできて他愛のない話から真剣な話まで色々させてもらった。
貯めていたお金はすぐに消え去って、観光しに来たように土地を転々と旅して行った。
気づけばもう12月が始まろうとしていて、今年を大きく揺るがしたCOVID-19が耳を埋め出してからそろそろ1年が経とうとしている。未だに東京や大阪を始め各地でその猛威は衰えを知らず。まだまだキツい状況の最中に桜を見る会の虚偽答弁が判明し国民投票改正案に頭を抱え込みながら、久々の小池都知事の存在を認識し、大阪も飲食等の営業時間短縮”要請”が下されたとニュースが多すぎる。
精神的に余裕が無ければ音楽を自分で再生しようとしないことが多く、また気持ちが檻の中へ向かっているような危機感を感じる。
盆地である京都ではこれから厳しい寒さが始まる。それでも出来る限り集いながら人間の持つパワーを再確認していきたい。
先日のE.O.UくんとのUNTITLED LOUNGEはとても良かった。
“クラブは自分の営みの中心で、公園は自然環境の保護及び整備がなされている場所でもあり、生態系が担保されるある種稀有な場所でもあります。ある種の不可侵的な場所として通ずるものを感じています。
(中略)
つまりは単なるエスケーピズムではなく、そこにあるもの全てが現実であり生態系で不可侵なエコパーク・ミュージック。人為的に映し出します。”
Instagramでパーティーにかける想いをこう記した通り、全て現実でありそれを認識するプロセスを用意しないと何がファクトかそうでないかすら判断出来なくて。
とにかく、奥行きをどう見定めていくのかについて考えています。例えば2Dであっても奥行きは表現出来る。レーシングゲームのように奥へと向かう表現もあれば、横スクロールでもレイヤーを用いて奥行きの存在を表現することも出来る。(だからドンキーコングが好き)
行けない地点、認識できないもの、至れない境地が気になるし、そこから何を想うのか、、。最後にそういう意味で先日登った兵庫県の麻耶山は本当におすすめです。またどこにも行けない生活が来るのかね。
ここ最近買った気に入ってるやつ。
odd lust – Wild Qualia
2lanes – Baby’s Born To Fish... / Impish Desires