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BLOG - 小牟田 亮(フイナム編集長)

エモさの正体。

東京都のコロナの感染者数が増えてきているというニュースが連日届きます。が、これみんな思っていると思うんですが、感染者数も大事ですが、重症者数とか空き病床数とか、それと合わせて初めて生きてくる数字なのではないでしょうか? 内訳が大切というか。なのにニュースの見出しには感染者数ばかり。安心させたいのか、危機感を煽りたいのか、都知事選が終わるまではなのか、もうよくわかりましぇん。数字って強力な力を持っているので、軽々しく扱わないで欲しいなと思います。

おっと、今日の主題はそれではなく。

エモいって言葉ありますよね。なんとなくの意味は知っていますが、あまり日常会話で使うことはありません。エモいで画像検索すると、夕焼けの写真とか海の写真とかそういうのが多く出てくるんですが、それ、エモいの範囲が狭すぎせんか? エモいとかエモーショナルという言葉には、喜怒哀楽すべての感情が含まれていると思っていて、夕焼けとかそういうのは例えるならば、センチメンタル、ノスタルジー、サウダージという感情に近いものなのではないでしょうか。自分が思うエモさというのは、悲喜こもごもというか、様々な種類の感情がないまぜになって、感情的になることです。

そういう意味で、自分のなかでNo1.エモイストはインストゥルメンタルバンドのtoeです。

これは2018年に開催されたtoeのワンマンライブ@甲府の様子です。このライブを企画したエディター・ライターの加藤将太さんから連絡をいただき、この動画の存在を知りました。加藤さんは東京と故郷である山梨を行き来しながら、様々な文化的な催しを企てている方です。同業といえば同業なのですが、手がけている仕事が硬軟自在で、その幅の広さと深さにはいつも感銘を受けています。

好きなバンドを地元に呼んでライブをしてもらう。言葉にするとそういうことですが、できませんよ、なかなか。

会場となった「桜座」もなんだか素敵そうなところです。なんでもここは明治9年から昭和30年まで甲府の街に存在していた芝居小屋で、当時の表記は「櫻座」だったそう。その文脈を引っ張って、甲府中心街にある旧ガラス工場をイベントスペースにリノベーションしたのが今回のイベントが開催された「桜座」だそうです。

toeのライブには、人の感情を大きく揺さぶる何かがあります。嬉しいんだか悲しいんだか寂しいんだか悔しいんだかわかりませんが、そういうのが全部一緒くたに襲ってきます。それがエモいってことなんだと思います。

Photo_Takuya Nagamine

OVER THE MOUNTAIN Presents There and Back Vol.1
日程:2018108
会場:桜座(山梨県甲府市)https://www.sakuraza.jp/
ゲスト:toe
ラウンジDJMARBIE

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