どうも、堀家です。
先週からの販売で大反響頂いてます。
こちらの小牟田さんの記事のように、
WISMとしては、ちょっとちゃんとした取り組み。
https://www.houyhnhnm.jp/news/528118/
元々、SURIが最初にリリースされたのは一昨年。
その時はまさかのオーダーしたのは世界でWISMだけだったらしい。
確かに当時のイノブラのニットとしては、異才だった。
タグはWISMのネーム入り。
昨年は反響があり、とにかく自分たちも着ていて、本当に暖かく、日本であればアウターとしても着れるから、コートを作成する話をしていた。
そして秋冬の展示会の時に、いつもあるカーディガンがない。。。
そのあと、聡からものすごい数のカーディガンの別注依頼があるんだけど、面倒だから龍のところでやらない?コートもカーディガンも。
そんな話で、今回の別注に至った。
彼らがニットを作るアンデスは、日本の春夏秋冬が、たった一日で訪れる。
朝は穏やか、昼は灼熱、夕方は寒くなり、夜は極寒。
高度も高く、酸素が薄いため、酸素ボンベも必要。ライターに火がつかない。
そんな中で、このSURIは1日中着ていられるもの。
通気性がよく暑いときは空気を逃がし、寒いときは保温する。
まるで生き物のように、着る人を快適に過ごさせて、命の危険も守ってくれる。
カーディガンを更に伸ばした、コートとカーディガンのあいだ、コーディガンと命名した。
イノブラでは考えられない、フリーサイズのアイテム。
完全にオリジナルのパターンからスタート。
元々、この丈の長いのは、先住民たちが過ごしやすいようにと考えたアイテムで、それがうちの別注と同じだった。
今回のコーディガンを、アンデスの先住民が、皆んなが着ると想像すると、胸が熱くなる。
ここからは僕個人の話ですが、
兄弟のニットを好きで4着持っているんですが、海外出張の時に必ず持っていきます。
まず、抜群に暖かくて、動きやすい。
年明けのヨーロッパでは、本当にかかせなくて、同じネイビーの色を2色持っていっている。
次に洗える。
熱が加わる乾燥機はだめだけど、洗濯機でバンバン洗います。
ニットを洗濯機なんてと思うかもだけど、これが全く表情が変わらない。本当に感動。
前出のヨーロッパに同じのを2着持っていくのは、片っぽは洗って乾かしているときに、もう一着を着る。それの繰り返しをするため。
そして、匂わない。
天然のものでもあるからだけど、通気性がよく、においがない。
よく、フレッシュネス的なところって、美味しいけど、すごく油のにおいとかついたりするが、
イノブラのニットって、それがない。
写真が汚くて申し訳ないんですが、
黒のコーディガンをワンウォッシュした質感。
全く変化なし。そして、毛の抜けが落ち着き、更に着やすい。
以上が自分の感じるTHE INOUE BORSの良さと、感想です。
もちろん、彼らの取り組みとか、そういうのも、素晴らしいんですが、
僕にとってはアウトドアブランドとかと変わらない、ギアに近いアイテム。
寒くなれば暖かいから着るし、洗えるし、通気性もいいから、干したらすぐ乾く。
表情の変化も無い。
彼らのモノづくりに対する姿勢が、こういう一生ものとして反映されている。
だからかっこいい。着たい。体感したい。って思うんです。
皆さんがどんなふうに感じるかはわからないけど、自分はこれを着る。
カーディガンもコーディガンも、黒とグレーの2色展開。
かなり少ない希少な生地のSURI。次の秋冬はどうなるかわからない。
なので、僕はずっと着るもの、ギアとして、このSURIを手に取る。着る。
既に好評なので改めてブログに書こうか迷ったんだけど、
自分が今思うことと、感じていること。喜びと高揚感。
これは忘れないうちに書いておきたかったので。
宜しくお願い致します。
是非店頭で
失礼します。