BLOG - 原田直俊(STANDARD CALIFORNIA)

Fender テレキャス 35日目


Fender テレキャスが手元に届き、35日目。

これまでアコギを指弾きでポロポロやっていた自分にとっては、全く別物のエレキギター。
40も半ばにし、基礎からしっかり向き合おうと必死こいてます。
いつでも爆音で弾く事が可能なWAZA AIRのおかげで練習はしやすいのだが、
むっずい。。

只今の練習曲はベタに

・山下達郎「Sparkle」

・レッチリ「Can’t Stop」

生音を鳴らすアコギに対し、エレキは電気を通し音が出る。
これがね、、電気の野郎が余計な音を拾う拾う。
誤魔化しがきかないのだ。

そこで登場する、ミュート。(音を鳴らない状態にすること)
エレキで一番大切なのは、多分ミュート。
基本的な事なのだろうが、これがむずい。
指の先やら、腹やらを駆使して、そっと弦に触れる事により音を消す訳だが、これが非常に繊細。
出す弦はがっつりおさえ、消す弦はそっと。
ギターは6本も弦がある訳で、常に6本中の出したい音と消したい音をコントロール。
ガンズのスラッシュもレッチリのジョンも、大股を開きながら、そんな繊細なコントロールをしている訳か。。

そしてカッティング。(歯切れよく音を短く切る演奏方法)
チャカチャカとカッティングによりリズムが生まれる。
山下達郎のように跳ねるように、また正確なリズムで弾きたいのだがこれがまたむずい。
そもそもピックを使った事がほとんどなかったので、ピッキングがまたまた難しい。

ライブにいくとギタリストが手裏剣のごとく投げているあのピック。
ギター屋に行くと、ヘビーやらミディアムやら、何ミリやらとてつもない種類。
材質の違いもあるが、とりあえず柔らかさが主。
ヘビーは固く、ミディアムは程よくやわらか。
ピックひとつとっても奥が深そうである。

満遍なく購入し色々と試してはいるのだが、なかなか定まらない。
強いて言えばミディアムのピックが、今の練習曲では弾きやすい。

(左:Fender 346 White Medium、右:Jim Dunlop Tortex STD 0.60 )

 

ふと、練習中の山下達郎とジョン・フルシアンテはどんなピックを使っているのだろう?と疑問になり、ググってみたところ本当に便利な世の中です。すぐにヒット。
左の白いFenderのミディアムは山下達郎氏が使っているもの、
右のカメさんマークのミディアムはジョン・フルシアンテがつかっているもの。

ほう。たまたまであるが二人ともミディアム。
2人ともファンク的な跳ねるようなカッティングがカッコ良い訳で。
こりゃすぐ欲しいぞとギター屋へ。
たまたまかもしれないが3店舗行って、山のようにピックはあるのに、この2モデルは売り切れ。
スタンダードで人気なモデルなんでしょうかね。
触って購入したかったですが、消耗品だしamazonでポチ。

 


なかなか柔らかい。
どちらも同じような固さ。形状が白はトライアングル、オレンジはティアドロップと若干違います。今の所はカメさんピックの方が自分はしっくりきていますが、
このピックが全て駄目になるまで、とりあえずミュート、カッティング、ピッキングを頑張ります。
大股開いて弾けるそのときまで。。

 

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