今回はStandard California 21AW新作からClassic Pile Jacketについて。
ここ数年の秋冬の定番アウターフリースジャケット。
Standard Californiaでもかれこれ5、6年くらい毎シーズン提案していてご好評いただいているアイテム。
これまでは80年代〜90年代をイメージした落とし込みが多かったのですが、今シーズンはパイルフリースの原点的な70年代〜80年代の裏パイルフリースジャケットをベースに着やすくモダンにアップデート。
今回は実際にヴィンテージと比べながらそのアップデートポイントをご紹介。
Fabric
左:オリジナル 右:ヴィンテージ
元々なのか経年変化なのかヴィンテージのパイル生地は硬めで伸縮性が少なくガッチリとしたヘビーデューティーな感じ。
その雰囲気や肉感はそのままに、柔らかくて肌ざわりの良いふかふかのパイルフリースにアップデート。
クラシックな見た目ながらストレスフリーな柔らかい着心地に。
Detail
左:オリジナル 右:ヴィンテージ
ヴィンテージはポケット口がベルクロだったり、袖口、裾、衿端などの処理も折り返しのみだったりとシンプルで無骨。
そこで、ポケットはファスナーを付け開閉しやすくし、袖口、裾、衿端などはストレッチパイピングテープを使い、少しでも風が入りにくいように変更。
気になるところを便利に快適にアップデート。
Color
カラーは往年のヴィンテージをイメージしたネイビー、レッド、ベージュにモダンなチャコールを加えて4色展開。
それぞれのスタイルに合わせてお好みで。
状態の良いものがなかなか手に入りにくかったり、古着では野暮ったくなりがちなクラシックな裏パイルジャケット。
気になっていたけどサイズ感、着心地などでなんとなくあきらめていた方は是非お試しを。