CLOSE
BLOG - anytee

L.L.Beanの独占販売権を伊藤忠が獲得した狙いとは?

みんな大好きL.L.Bean。トートバッグだけでなく80-90年代のUSA製のアイテムがヴィンテージ化して人気がさらに高まってきてます。

関連ブログ

【第2 オールドアウトドア探訪紀】雪の寒さもへっちゃら!1970年代の筆記体タグのL.L.Beanの豪華なグースダウン

【第4回 オールドアウトドア探訪紀】本家も復刻ラッシュ!L.L.Beanのヴィンテージ

そんな中、気になるニュースが舞い込んできました。

伊藤忠商事が「L.L.Bean」ブランドのマスターライセンス権及び卸売販売権を取得

 

コンバース、グラミチ、デッキーズなども伊藤忠が国内の販売権を今は持っている関係で、以前とは異なるコラボレーションや販路での展開が進んできましたが、L.L.Beanもそのような流れになるようです。

アルマーニやポールスミスなどハイブランドのライセンス展開、ブランドビジネスで80-90年代に成功を納めてきた同社ですが、コロナ禍を背景にしたアウトドアブームを受けて、エディー・バウアーや今回の件などその領域へのシフトを強めているんでしょうね。

川上と呼ばれるアパレルのモノづくりの背景、ネットワークだけでなく、比較的低価格の量販店やセレクトショップとの販路との繋がりに強みを持っているため、そのような場所でL.L.Beanが買えるようになるのだと思います。

都市部ではなく郊外のファミリー層の方が車社会でアウトドア的なライフスタイルを楽しみやすいため、街着としての併用もできるL.L.Beanはバッチリハマるでしょうし、ユニクロで満たされない余地がまだ残っていると思います。

一方で懸念点は皆さんのお察しの通り。苦笑

僕は、より一層過去の名作ヴィンテージを可愛がりつつ、集めたくなります。

[XXL]L.L.Bean_1970’s vintage

リーバイス がヴィンテージブームを受けて、さまざまな手を打てば打つほど、本物がより欲しくなるあの気持ちに似ているかもしれません。

[L]L.L.Bean_1990’s vintage

古いアウトドアウエアの廃番の名作のビックサイズを、カラーリングを厳選しながら都会の街着として楽しむ”City Heavy Duty”な楽しみ方がより広まっていく。そんな時代の変化を感じさせるニュースでした。

[XL]L.L.Bean_1980’s vintage

 

UPDATE BLOG

ブログトップもっと見る