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絶滅危惧種?!思い出のラルフローレンの2タックチノ

僕にとってのラルフローレンって、フイナムを運営している蔡社長のイメージが強いです。雑誌の連載(詳しく知りたい若い方は”10年選手モノ語り”で検索を)でMADE IN USAのアイテムをカッコよく紹介していて、それを探しに学校帰りに渋谷や代官山に出かけたのでした。

そんな中で今気分なのはツータックチノ。まだラルフローレンが並行輸入でインポート系のセレクトショップに並んでいた80−90年代、チノパンと言えばこちらのタックタイプが人気でした。

テーパードがきいたシルエットは履きやすく、スタイルがよく見える計算されたデザイン。

2000年代に入り、ジャストやタイトフィットが流行るとともにタック入りのパンツの人気は下火となってしまいましたが、トップスにビックシルエットを着るスタイルがまた戻ってきた今、輝きがまして見えるデザインです。

2タックのチノは90年代後半にアメリカ生産が終了したのち、メキシコ/マカオ→ドミニカ共和国→スリランカ/インド→中国→ベトナムと産地がざっくりいうと変わっていきます。そしてヒップにつく素敵な手の込んだパッチも廉価な刺繍タグに変わり消えていき、2タックもラインも少なくなっていってしまうのでした。。

テーパードがきいているため、505と同じくウエスト表記を通常より2-3インチアップさせて縛って履くのが気に入ってます。デニムより生地が薄いため、これからの季節に楽で涼しく大活躍しますね。

MADE IN USAのビックサイズの2タックチノ、絶滅危惧種。ほんと危惧してますw

今週土曜21時からanyteeのオンラインショップで3本だけご紹介します。当時インポートショップでドキドキ店員さんと会話して大切に持ち帰った思い出を添えて。

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