チェルシー地区にあって世界的なギャラリーの一つであるHAUSER&WIRTHではEd Clarkのペインティングのエキシビションを開催していた。2019年にこのギャラリーが彼を獲得して最初のソロエキシビションということで2000年以降に精力的に制作した巨大なペインティングが広いギャラリー内いっぱいに展開していた。色、力強さ、ブラシュストロークの自由さや大胆さなどどこを取っても素晴らしい抽象絵画の展示は絵画好きの僕にはたまらなく痺れる展覧会だった。このギャラリーも巨大で３階まであるフロアーではいつも違った趣向の展覧会を開催しているほか、すぐ隣にはブックショップとカフェが隣接している。ガゴジアンやペースなどと並んで目の離せないギャラリーである。
力強く大胆な色とブラ種ストロークである。
絵の具の濃淡や形など素晴らしい抽象画だと思う。
ぶつかり合う色と色の織りなす美しい様が見ものだ。
絵のサイズは驚くほど大きいがブラシュストロークが大きい。
グレート水色、白の混ざる様がたまらない。
偶然性も含め絵画として一つの完成形に辿り着いている。
立ち昇るような色がとても美しい動きだ。
淡い色の感じが絶妙である。
時に激しく、そして優しくというようにメリハリがいい。
見ている人と比べると絵の大きさ側K流と思う。
お隣にはブックショップも併設されている。
ギャラリーの作家の関連書籍や作品集などが買える。
