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私物のルイスレザーズ

英国を代表するレザーウェアブランド「ルイスレザーズ」。藤原ヒロシさんや川久保玲さんも愛用し、コムデギャルソン 青山本店で定期的にコラボした限定アイテムもリリースする稀有なブランドです。

1892年に、ロンドンに店を開き、洋服仕立業および、紳士オートスポーツであるモータリングのための防護服を始めたのが起源。 当時、出来て間もない航空産業の需要に応えるために、極寒に耐える保温性に優れたレザーウェアの提供を開始、第二次世界大戦時は、イギリス空軍にフライングスーツやフライトジャケットなども供給していました。

1930年代には英国でオートバイ産業が著しく発展し、50年代頃に入り、全てのレーシングライダー達がルイスレザーズのジャケットを着用。爆発的な人気を獲得しました。

ルイスレザーズのウィングロゴトレードマーク AVIAKIT」は、航空の意味を指す「AVIATION」と、装備の「KIT」を足して生まれた言葉。

中でも1960~1970年代のモデルはルイスレザーズジャケットの原点と言われ、オークションなどに高値で取引されています。

ルイスレザーズを愛用するアーティストの代名詞とも言える人物シド・ヴィシャス。 スタッズやバッジを大量に付けてアレンジした「シドジャン」という言葉も生み出すほどでした。

こちらのELECTRAは、CYCLONEEUROPAと同時期に70sにラインナップされたジャケット。

ELECTRAEUROPAは、両肩&両肘にストレートステッチのパッドが施され、ELECTRAは着丈が長いモデルですので、見た目の印象は全く異なります。

主な特徴は他にも以下6点。

1.ウエストのアジャスターベルトは後ろ向きに2本付

2.スッキリとした印象を与えるストレートステッチのパッド部

3.フロントジップエンドにスナップボタン

4.フロントの袷の内側に付くチェンジポケット

5.ライニングは、レッドキルティングコットン。

EUROPACYCLONEのブラックニットに対してELECTRAだけの仕様

6.70年代後半〜80年代初期に見られるインナータグ

スペシャルなジャケットです。

私物で唯一持っているライダースになりますが、お問い合わせがあったため撮影してみました。

そもそも廃盤の球数の少ないモデルのため相場20-30万くらいだと思いますが、こちらは更に出てこない貴重な42というビックサイズ。今の着こなしにもハマる一枚です。

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