仕事を通じて30代以下のアメリカ人と接しているうちに
9.11や BLM 以降の差別についての考え方が随分と変化しているように感じます。
一番変化を感じるのは
9.11以降、特に アングロサクソン、白人側の変化です。
以前は、歴史観など差別してしまっていてる意識すらない
興味がない、例えばジムクロウ法など ほとんど知らない場合が
多かったですが、
今は
US本社においても Black History Monthと題した月間もあるくらいです。
日本にも表札に本名を出しただけで、追い出されるような環境があることを、
多くの方が知らずに育ってしまっているので、
白人同様に 差別してしまっていてる意識すらない場合が多いと感じます。
なぜモハメドアリは本名カシアス クレイではなく
ムハマッド、アリ。とういイスラム系の頂点の意味合いを持つ名前を
名乗っているのでしょうか?
マルコムXも入っていたネイションオブイスラムに所属し
改名し、ベトナム徴兵を断りました。
それが、アメリカの差別と何の関係があるのかわからない方。
スパイクリーのマルコムXなどからでも観てみましょう。
今はそういう事 ”知らない”ということが差別である。
そういう時代感覚になっています。
誰も肌の色で特権を受けていることについて言わない。これは 百年以上続く、大きな問題の蓄積だと多くの人に知って欲しいと願います。George Floyd BLACK LIVES MATTER
そんな変化の中、
今回の
JoeFreshGoodsのプレゼンテーションはアフリカ
アメリカンの特徴を中心としていますが
ラッパーのような 自我を強調するスタイルではなく、あくまで謙虚。
かと言って、
お涙頂戴的な悲惨な歴史を悲観するスタイルでもありません。
むしろ、
人類全体に共通のパフォーマンスを表現したものとして、
とてもユニークなアプローチであると思います。
シカゴ同郷のバージルはハーバードで講義をするなどロジックの
しっかりした理論派であったのに対して、
Joe FreshGoodsは”詩”や日常品を用いる事によって、もっと感覚的に
直接的に、視覚的にも 僕たちにコンセプトの感覚を 伝えてくれます。
特に HIPHOPやSOUL R&Bのカルチャーが 本当に 好きな方には
グッっと伝わってくるはずです。
勿論、いくらで売れるレアなスニーカーとかそんな次元ではありません。
昔好きだった90年代引きずった 既に普通のクラシックなモノも楽しいですが・・・
今は2022年です。
年齢を重ねてから 学んでこそ、見えてくる新しい表現があります。
海外の 新しい服、新しい音楽、新しい切り口
新しい価値観に臆病にならずに 新しい扉を開きましょう!
追記:瞬殺!!!!!!!!!!!!!!!!!!NB993×Joe FreshGoods POPUP 新しい服、新しい音楽、は本当に最高だ!!!!!