つい先日、愛用していた折り畳み傘が壊れた。毎回折り畳み傘は修理が難しそうな壊れ方して終わる。懲りずに前から気になっていた折り畳み傘を新調した。梅雨明けしたけど備えあれば憂いなしということで。
そしてまさかのタイミングで急な雨。雨は好きじゃないけれど、お気に入りの傘の出番がやってきて浮かれていたら二回目の使用で傘が開かなくなってご臨終。。。でもこの故障はメーカーに戻せば直せそうなレベル。自分では無理。
いざという時の為に温存してあった傘の王様(勝手に命名)FOX UMBRELLASを引っ張り出してきた。超クラシックスタイルの長傘は、重いし場所を取るしで、けして使い勝手は良くないけれど絶対的な安心感がある。機能がシンプルなので壊れる要素も少ないし、もちろん作りも良い。壊れてもすぐ直せそう(いやわからない)。失くさない限り最後まで残るのはこういうプロダクトなんだなと改めて思う。
昨今、どのプロダクトも様々な進化を遂げて便利になった分リスクも増えた。痛い目にあっても圧倒的に便利だからまた使ってしまうの繰り返しだった。でもなんとなく便利疲れというか、そこまで便利じゃなくても安心して使える方がいいかなという心持ちになってきた。アナログなものへと回帰していく自分がいる。改めて古き良きものをじっくりと見直してみようかなと思う。そこでまた見えてくるものがあるだろう。