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BLOG - TATSUO HINO(メディア / ファッションコンサルタント)

はじめまして。シンディー・シャーマン

はじめまして。

僕はロンドンに移り住んでから気付けば約20年。

色々な職種を経て英スタイル雑誌『Dazed & Confused』で00’年代の青春期を過ごし、そこで学んだ精神 “Make it as We go along”(前に進みながら作っていく)という手探りで色々な仕事と人に触れ合う体験を学び、それをバックボーンにメディアやファッション関係のコンサルティング業務を10年ぐらい行っています。

読書が趣味で、読むジャンルも多種多様で、何となく興味がある事を仕事としてこなしている感じです。

時々日本に帰国すると、日野さんはほぼ外国人なのでと言われるタイプで逆に日本のことがあまりわからずに今回ブログ参画の話を頂けたのは正直びっくりです。

その分、多国籍多人種のロンドンという街で住むことでより、自分が日本人であるというルーツを強く感じる次第で、今は日本の物や事、人をより海外へ出していける手伝いができればと思っています。

そんな多趣味のお陰で、ロンドンの新ビジネススタートアップの雑誌(Z世代を読者ターゲットにしたライフスタイル雑誌) 『Courier Magazine』でEditor-At-Largeを兼務。

色々な新ビジネス形態、好きを突き詰めて自分に合うライフスタイルの在り方を提案する新ビジネスに焦点をあてている雑誌である。先進国は、色々な意味で過渡期で、時代的にも今の媒体だと個人的に感じている昨今で。

先日古巣の職場『Dazed & Confused』がメディアスポンサーとして協賛しているNational Portrait Galleryで9月15日まで開催されるCindy Shermanの個展に行ってきた。

70年代から自分の趣味と趣向が嵩じ、時代の流れの先を見据え風刺的でもあり、その時代や社会に問い続けた大物アーティスト。そのキャリアを振り返ると圧倒される。美と醜、社会への問いかけと自分なりの回答、既に対極点を阿吽の呼吸で作品に反映させる。

彼女のスタジオ内をインスタレーションとして見せ方も平面と立体物の融合が素晴らしい。

“Brexit”(EU離脱)で揺れ続けるいけていないイギリス。こんな混沌した時代にタイムリーな展示会。このタイミングか!というのもイギリス人のセンスかと。イギリスは今分岐点に立ってます。

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