BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

小麦粉は敵か

 腸に傷をつけるとか、人を従順にさせて支配層にいいように扱われるとか、ジョコビッチはグルテンフリーで大成功とか、近年悪者にされている小麦粉であるが、個人的には一種の睡眠薬のように作用しているように思われる。昨日坦々麺をランチに食べてすぐに映画「行きどまりの世界に生まれて」を鑑賞した。しかし戦っても戦っても次々に襲いくる眠気との戦いにぐったりして、終いには白旗をあげてしまった。やはり小麦粉は人を穏やかにするのである。

 歴史を見ても支配層は肉、そして民衆はパンである。

 小麦粉の発見と栽培が、原始時代の人口を増やし、文明を発展させた。ユヴァル・ノア・ハラリも言っている。

 果たして小麦粉は人類の敵なのか仲間なのか。すくなくともこれがなくなればいまの世界人類は飢餓に直面するだろうから大切な友だちではある。

 一昨年、三週間ほど徹底的ではないが積極的なグルテンフリー生活をしてみた。確かに調子は良かった。しかし外食が多い自分のような人間がこれをやるのはかなりのストレス。しかも大のトースト好きときた。

 いま半分リモートワークのような形で働いているので、こういう食いもん制限道場的な施設に入って特訓させてもらいたいという気持ちがどこかにある。主体的にするのは面倒なので、あくまで他人だより。 

 メディテーションやらヨガのような施設はあるようなので、そこに特別メニューを作ってもらって入ってみたいなと瞑想ではなく、妄想しているところでございます。

 

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