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BLOG - 竹内利充(Take Product ディレクター)

モノに任せるという選択

キリムクッションカバー(TURKEY)

トルコ東部のレイハンル産のキリムを使用したと思われるクッションカバー。

というか、どうもここ最近キリムを使用したクッションカバーが多く出回り始めています。

恐らくここ近年のラグブームに乗って、状態の悪いキリムやトライバルラグをクッションとしてリメイクして一緒に抱き合わせて輸出しているメーカーが増えたのでしょうね。

 

ちなみに私個人としては、キリムやトライバルラグは数多く所有していますが、実はクッションカバーはこれが初めて。

じゃあ、中に入れるヌードクッションも買わなければね!

 

・・・と思ったまま買う機会も無いまま2ヶ月経過。。。。。

 

意識したわけでは無いけれど、一人掛けのソファーの座面カバーになっていました。

うん。それはそれでいいと思います。

自然と馴染んだという事はモノがそこを選んだという事なんでしょう。

 

なんでもデザイン。なんでもオシャレ。なんでもアート。なんでも○○風。

そんな状況に振り回されて生活や感覚や価値観が窮屈になっている人が増えていると感じる今日この頃。

モノに場所や存在を任せるのも、ある意味日本的ではないでしょうか。

それこそ京都の老舗「十二段家本店」が純和風の町屋に中東や舶来のラグや小物で化粧をしていた様に。

とか書いていたら十二段屋のすき焼きを食べたくなりましたw

 

 

 

 

 

 

 

 

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