ユーティリティ(Utility)は「有用性」や「実用性」、転じて「役に立つ便利な」ものとか「多用途な」ものに使われます。今年のWBCを見ていれば牧原選手を説明する言葉としてよく耳にします。
そして何よりものづくりに携わっていればよく出会う言葉です。便利さや多機能さを売りにしたい商品の名前にちょうどいい、まさにユーティリティな言葉です。
(個人的には好きな語なので、手垢がついた陳腐な単語、と言いたいわけでも、そうなっていくべしと思っているわけでもありません)
薄着になるにつれて腰まわり(ベルトまわり)が忙しくなってきます。
腰になにか収納力のあるものをつけたりあるいは垂らしたりというのが昔から好きでした。キーケースやちょっとしたツール、フランス軍の弾薬ケース、腰だけのツールエプロン、印籠、真田紐、アパレル時代の上司に影響されてのランヤード、などなどなどなど。

起源は明らかにこれ↑

そんな春に現れたELCHELEのPIGMENT DYE UTILITY APRONなる新入りグッズ。
ユーティリティを冠するにふさわしくいろんなつけ方使い方がありそうなので、季節のうつろいに合わせて探っていきたい


この辺は今年も引き続き。
午年のせいか、あるいはこの前の秋にウエスタンスタイルの乗馬をしたせいか、カウボーイのやり口も気になります。
さっきのエルチェレのユーティリティエプロンも、「パンツの上にパンツの一部分みたいなものをさらに着ける」という一点においてはカウボーイのチャップスと同じレイヤーにいる気もします。


書籍のホルスターに本をみちみちに入れるのではなく文庫本1冊と文庫本サイズのポーチひとつを入れて財布、花粉症の目薬、犬のおやつ、などを持ち歩くのが最近です。便利なのかかえって無駄なのかは難しいところですが。
ユーティリティが有意義な機能性のみを表すのであれば無駄な多機能はユーティリティを冠するに値しないのかも知れず、であればこれはユーティリティホルスターではないかもしれません。
牧原選手が二塁守備以外にできることがゴールキーパーとクオーターバックだったとしたらユーティリティプレイヤーとは呼ばれないでしょうし。
とはいえユーティリティ(という語)のファンである自分からすれば無駄な機能にこそ誇らしげにユーティリティを名乗って欲しいという感覚もありますが、わかりません。
でもみんな無駄にユーティリティなものって好きですよね。

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