8月某日、5泊7日でタイ出張に行ってきました。編集部の須藤です。
スワンナプーム国際空港に降り立ち、バンコクに向かう道中、各メディアがこぞってタイ特集をする理由がわかりました。
バンコクは想像以上に発展都市。高層ビルが立ち並び、高速沿いはどでかいサイネージだらけ、グラフィカルな建物が街を賑やかし、あらゆるものにデザインが施され、イカしたコーヒースタンドや家具屋、服屋がそこかしこに溢れる。カラフルで刺激的で、東京よりも勢いがあるんです。
すこし車を走らせれば、歴史的な寺院や庶民的なマーケットがあるし、1時間ほど飛行機に乗って北部に向かえば、チェンマイという古都も楽しめる。総じて、楽しみどころがあってバランスがいいんです。

しかし実際に行ってみると、もっと細かすぎて伝わらない実情があったり、わざわざコンテンツとして取り上げるまででもないけどグッとくる場所があったり。そんなのも含めて “タイ” は素晴らしい国だと感じました。
以下、そんなわたしの個人的なタイの話をさせてください。
ショーツとメガネ。

リサーチと観光で、あらゆるマーケットに行きました。なかでも個人的に好きだったのがサンペーン市場とパフラット市場。どちらも生地の卸問屋が無数に並んでいて、こんなにあって競合にならないのだろうかと心配になるくらい。ただ、店員を見ると観光客に目もくれずTik Tokで爆笑していたので、心配は無用なようです。このゆるさがタイ。
そんな卸問屋の横には、そこから仕入れた生地で服やらなんやらをつくる店もたくさんありました。なかでも、ショーツを展開しているお店が多かったのが印象的。おそらく1年中季節が夏のタイでは需要がある&簡単な縫製でつくれるからかと。4,5軒まわって買ったのがこちら。

値段は1枚50バーツ〜70バーツ(230円〜320円)と激安。しかもその生地のチョイスが個人的なツボでした。チープすぎずに個性的。あとは形がゆるすぎずタイトすぎず、下着も見えないいいライン。だいたいがポケット無しのウエストゴムのシンプルな構造で、縫い方こそ雑ですが、家の中やコンビニ行くぐらいならこれぐらいがちょうどいいんです。むしろ凝ったものだと困る。この適当さが適度で最高なんです。何かをコピーしてそうな怪しげなタグはご愛嬌。
ちなみにサイズはほぼレディースサイズ。

同じように、メガネ屋(卸し?)がずらりと並ぶエリアがありました。それがチャルンクルン通りの周辺。
前提として、日本の鯖江でつくられるそれはハイクオリティで、長く使うごとにその味わいが増して好きです。壊れにくいし、アフターケアもしっかりしてる。
ただ、チャルンクルン通りで見つけたこの3本は私にとっては最適だったんです。

タイ出張2週間前にサングラスをなくした私にとって、サングラス購入は急務でした。しかし、出国前に日本のセレクトで気に入った1本は5万弱。出張で散財の未来が待っているなかで、おいそれと出せませんでした。
その2週間後に手に入れたこの3本。値段は総額1500円。オーバル型の黒フレームと、ブラウンフレーム、ライトブラウンのフレームの3種。UVカットが入っているかは怪しいところですが、東京よりも日差しは若干弱かった8月のタイでは十分だったし、いささかデザインも悪くない。細かなディテールやかけ心地を持ち出しては、もちろん鯖江の眼鏡にはかなわないですが、今の私にとっては最適だったんです。
その他の購入品&お土産はこんな感じ。

古着屋「DORIC OEDERS」で購入した、オランダ製のパジャマシャツと渋色アノラックとバンダナ2枚。めちゃいい店、また行きたい。

写真左はシーナカリン鉄道市場のTシャツ屋で購入した映画T、真ん中はバンスージャンクションショッピングセンターで購入したドイツのレスリングクラブのTシャツ(?)、右はバーンガジャオのマーケットで購入したカニT。

パフラット市場にあるインドの民族衣装や布を扱う洋品店で購入。

サンペーン市場で購入した品々。

サンペーン市場やタラートノーイのマーケット、空港で買った品々。子供用の熱さまシートは日本では柄なしだが、タイでは柄ありで売っていた。

古着のマーケットについても語りたいことはたくさんありますが、記事を仕込んでいるのでそちらをお楽しみに。そしてファッションビジュアルをタイで撮影したり、バンコクのとある場所を取材したり、他にも2つ記事を仕込み中。私がタイロスを抜け出せれば9月中に全て公開できると思うので、しばしお待ちください。
冒頭で書いた通り、たしかにバンコクは東京よりも発展していて、目新しいものに溢れていました。ただ、高層ビルの下を見渡せば、その日暮らしで屋台をやっているおばちゃんもいるし、コンクリートで突っ伏しているおじさんもいる。マーケットには、有名ブランドのパチモンもたくさん出回っていて、どれが本物でどれが偽物か区別できない。ジェンダーも入り乱れている。狭いエリアでカオスにひしめき合う様子は、個人的に考えさせられるきっかけにもなったし、情報過多がふしぎと心地よかった! ここらで筆を置きます。
最後にうまかった飯の写真を置いていきます。タイ、また行きたい!
