先日のパーカーおじさんの件。文中から裏毛のスエット素材のいわゆるカットソーということはわかっていただけていると思う。チャンピオンからカナダのなんとかというブランドまで愛用の品はずっと木グレー。トップグレーともいういわゆる霜降りグレーだ。若い頃から霜降りのスエットが好きで、オールコットンではなくポリ混のものを来ていた。80年代前半にはもはや霜降りはポリエステル混ではないと作れないなんて怪しい話もあった。イギリスの、あれなんて言ったっけ、スポーツブランドのペラペラのものが結構なお気に入りだった。年のせいか名前がでてこない。
しかし加齢と共にコットン製品(ポリ混含む)を冬に着るというのはちょっと辛くなってきた。なんせウールに比べ暖かくないからね。というわけで最近はもっぱらセーターを着ている。シャツの上にセーターではなく、Tシャツの上に直毛である。ちくちくするから嫌だと言う人もいるが、もう慣れた。
日頃それにアウトドアブランドのジャケットを重ねている。アークテリクスかパタゴニア。ダウンもあれば、化学綿のものもある。暖かいし、その気になれば洗濯機で洗えるというのも気楽でいい。
しかしふと気づくのである。すべてのアウターウェアにフードが付いている。あれ、フードがないジャケットは、と探してもほぼフード付きだ。
根っからのパーカーおじさんであった。