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六本木の小山登美夫ギャラリーで5月8日まで開催中の安藤正子の展覧会「Portraits」が素晴らしい。

2012年に原美術館で開催された個展でこの作家の作品を初めて知ったのだが絵画も素晴らしいがなんといっても印象的だったのはドローイングの素晴らしさだった。

描かれるのは日々の暮らしの記憶や言葉の断片で子供の編み物や動物、草花など身の回りの風景が独特の空気感と詩的な感じがする繊細な表現で描かれる。

人物ばかりを描いた今回の展覧会にもドローイングの作品が沢山あって見応え十分だったが陶のレリーフもあって表現の広がりも注目だと思う。

美しいドローイングを見たい方は是非足を運んでみて欲しい展覧会だ。

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