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銀座にあるgalerie tamenagaにて「巴里を魅了する和の九人展」が開催されている。1971年にパリに画廊を開いた爲永清司は当初日本人作家も紹介していたがやがてヨーロッパの作家に特化していったという。21世紀に入り日本の画廊として日本の作家を紹介していこうと5年前にパリのギャラリーで日本で活躍する作家のグループ展を開催したところ大きな反響を呼んだそうだ。以後、「日本の新たな時代展」と名付けたこの展覧会は続いているが日本でも日本の作家を紹介しなければとふと気がつくようにして今回のグループ展が開催される運びとなった。それぞれに個性の違う作家の表現は完成度も非常に高く見応え十分である。作品をコレクションしている中村ケンゴくんや友達でもある大竹寛子ちゃんも参加していて個人的にはそれも楽しみだった。8月16日まで開催されているので日本の作家の力を体感しに是非見に出かけて欲しい。

北川麻衣子さんの作品は驚くほど緻密で圧倒的な密度である。

菅原健彦さんは日本の伝統的な美を西洋と融合させる。

市川民仁さんの作品は色が鮮烈であるし線に勢いがある。

大竹寛子さんは大胆にも抽象的な表現に挑戦していた。

江川直也さんの作品は絵画とは思えないほどのリアリティーである。

大沢拓也さんの作品はデジタル的な感じもする近未来的だ。

僕も先品をコレクションしている中村ケンゴくんの大きな作品。

 

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