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六本木の小山登美夫ギャラリーにて三宅信太朗の個展「ふと気がつくとそこは遊園地だった」が開催されている。小山登美夫ギャラリーでの7度目の個展となるこの展覧会では遊園地をモチーフにしたペインティング、ドローイング、立体作品が展示されていて大変に楽しい展覧会だ。様々な手法をいくつも組み合わせた作品も多く額縁まで色で塗られたものや段ボールに粘土といった素材での立体作品も多い。人はなぜ生きて死ぬのかということに長い間興味を抱いてきたという作家は「ふと気がつくと生きている」という感覚を持つそうで生きていることを遊園地に置き換えて遊園地の楽しさや怖さ、切なさや時間の経過といったことに人生の縮図を見るような感じなのだという。それにしてもこの作家の自由奔放な表現力、パワーと純粋さ、そしてそれを作品に一心に込める根気にはいつも驚かされる。

気がつくとそこは遊園地だった。人生の縮図を作家は見る。

様々な大きさやメディアムの作品があって楽しい展示だ。

翼を広げた真っ赤なデビルもどこか可愛い。

ぐるぐる回りながら回転するジェットコースター。

手の部分が動いたりなど工夫も多い作品だ。

沢山のパラシュートに乗った人は人生を生きている?

おもちゃのような楽しくて可愛い作品もある。

カラフルなピストルの射的ゲームも面白い。

遊園地といえばホットドッグスタンドである。

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