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パリのDavid ZwirnerギャラリーではRaymond Pettibonの展覧会が開催されていた。Raymond Pettibonは大好きな作家なのでとても満喫できた展示だった。パンクロック的なカルチャー、サーフカルチャー、レコードカバー、コミック雑誌のイメージ、アメリカ的なニュースや面白い人物、動物など様々なモチーフを描くのだが筆で荒々しく描かれるそれらのイメージには独特の毒気があってなんとも表現しがたいが1970年代から1980年代の西海岸の荒れた雰囲気が息づいているという感じだろうか。今回もギャラリーの壁面いっぱいに様々なイメージの断片が貼り付けられて一つの大きなテーマを表しているような展示だったが毒気は健在だった。今更ながら絵の力だけでここまで表現できるのも凄いしそれをずっとやり続けているのも凄いことだと思った。

入り口付近の壁面には壁に直接に絵の具で描いた絵があった。

作品は紙に荒々しく描かれた絵やスケッチが多い。

サーフカルチャーや変な動物など様々なモチーフが描かれる。

アメリカのコミックキャラキターも描かれることが多い。

不思議な動物や変な人、コミックなどが混ざり合う壁面。

変な顔ばかり並んだ中には歴史上の独裁者の顔も見られる。

リアルに描かれた心臓の絵が壁に沢山貼られていた。

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