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六本木にあるPERROTINギャラリーにてニューヨークを拠点に活躍するアーティストEmily Mae Smithの展覧会「Avalon」が11月9日まで開催されている。非常に洗練されたテクニックと絶妙に表現されたコンセプトが見事な融合を見せる力作だと思う。女性作家という立場で表現される作品には身体的なものやジェンダーや女性差別などをテーマにした作品があるがこの作家も女性ならではの視点で着想しコンセプトをイメージへと転換して実に面白い作品に仕上げているように感じた。表現のリファレンスもアールヌーボーのグラフィック、デズニーのアニメーション、サイケデリックなポスターのイメージなどさまざまだが全てをうまく洗練させてまとめているのが見事だし表現のテクニックも素晴らしいかった。また、今回はPERROTINギャラリーが隣にもう一つギャラリースペースを増やして所属作家の作品も展示していて興味深かった。

うまく洗練されたコンセプトが作品の裏に隠されている。

アールヌーボーなどさまざまなスタイル様式がリファレンスにある。

作品の表現テクニックに素晴らしいものがあって驚かされる。

女性ならではのコンセプトやテーマがユーモラスに見え隠れする。

洗練されたイメージという言葉がしっくりくる作品ばかりだった。

 

ホウキのヌード姿?ホウキは女性の労働の象徴でありデズニーでは魔法で踊り出す。

ギャラリーの隣に生まれたスペースで作品集も見られる。

Klara KRISTALOVAの陶芸作品はユーモアいっぱい!

Bharti KHERの作品もあった。非常に緻密な作品だ。

Hernan BASのペインティング。人気の作家だ。

加藤泉のリトグラフ。PERROTINに移籍して話題になっている。

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