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8月21日から9月1日まで代官山のヒルサイドテラスギャラリーで藤井フミヤの個展「FUMiYART 2019」が開催されている。16年ぶりとなるフミヤのアーティストとしての作品展だが個人的にはFUMiYARTの最初の個展から関わってきているので思い出のある作品が感慨深い展覧会であるとともに新たな作品に新鮮な感銘を受ける展覧会となっている。アップルのコンピューターを揃えるのに100万円くらいかかったような時代にいち早く一式を買ってアートの作品作りを始めたフミヤだが思い起こせば当時のコンピューターの能力は今のスマホのなん十分の1だったろうか?スキャンやプリントアウトなどに恐ろしく長い時間がかかったのを覚えている。夜にフミヤと酒をちびちび飲みながらスキャンの時間を過ごしたのを覚えているがそれはそれで楽しかった。デジタルアートから最近描いているというアナログの作品までアーティスト藤井フミヤの多彩な表現世界を見られるので是非オススメしたい展覧会だ。

娘でドキュメンタリー映画を撮るアンナによる制作風景写真。

近年はコンピューターではなくもっぱら手で描く作品が多い。

女性のモチーフが圧倒的に多いフミヤの作品。

なんとボールペンを使い分けて描かれたという作品。

これは沢山あった肖像画の中でも個人的にとても好きな絵だった。

コンピューターを使ったグラフィカルでシュールな作品。

友人に絵の説明をするアーティスト藤井フミヤ。

これも様々に色のボールペンを使って描かれた宗教画。

その昔、速度の遅いパソコンでフミヤと一緒に作った作品。

驚くほど細かく切られた切り絵の作品。

こちらも切り絵。グラフィカルなセンスが光る。

この少女の絵も結構好きな1枚だった。

壁面を作り込んで構成された会場は様々な時代の絵が混在していた。

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