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BLOG - 竹内利充(Take Product ディレクター)

表参道で九州の薫り

 ども。忙しい時ほど涼しい顔して淡々と過ごせる人になりたい。
そういった面では3歳児レベルのメンタルの竹内です。

木の葉猿(熊本)
もうかれこれ、出会って20年来の表参道の馬場くん(元ナイチチ)のお店【VA-VA】へ久々に寄った際に見つけたのがコチラ。
木の葉猿とは
1300年以上前、木の葉の里に貧しい暮らしをしていた都の落人が夢枕に立った年老いた男のお告げによって奈良の春日大明神を祀り、木葉山の赤土で祭器を作った。残った土を捨てたところ、それが猿になり「木葉の土でましろ(猿)を作れば幸いあらん」と言い残して姿を消したため、落人たちは赤土で祭器と共に猿を作り神に供えたところ、天変地異の災害があっても無事であった、と言い伝えられます。
以来、悪病、災難除け、夫婦和合、子孫繁栄の守り神とされるようになったそうです
モダンな一面を持つ守り神、熊本の「木の葉猿」を訪ねて | 中川政七商店の読みもの (nakagawa-masashichi.jp)

いちおう、民芸的なTake Product(最近は何でもアリになってますがw)を営んでいる身としては反応せずにいられませんでした。
そんな私なので、旅先でこの手の郷土玩具を見つける度に買い漁り相当な数集まってますが、どうしても西日本に行く機会が少なく、この熊本の木の葉猿は未所有でしたのでこの機会に。

正直言えば、旅先で現地GETが個人的なマイルールでした。しかしそれを覆すほどの独特の造形に斬られたで候。
民芸となると、その土地の文化や生活様式が組み込まれた姿が多い印象なのですが、これに関しては土着的のもっと先に踏み込んだ、本能的とか縄文的な雰囲気を感じます。
まるで、もののけ姫に登場しそうなデザイン。

ちょっと表参道を歩いてアーバンなスイッチが入っていた時に出会った、そのギャップも個人的に楽しかったです。
旅に出たいw

 

 

 

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