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BLOG - 竹内利充(Take Product ディレクター)

990円の洒落たベルト

文化の秋。様々な場所でフェアやイベント等をやっているので行ってはみるけれど、琴線に触れる事が最近は少なく、お蔭でお金が減らなくて嬉しいと考えるようにしている今日この頃。

そんな折に娘の制服用のシャツを探しにしまむらへ行った時に発見したのがコレ。

IWGP(新日本プロレス) チャンピオンベルトベルト

見ての通りIWGPのチャンピオンベルトを模したベルト。
物は全然別ですが、90年代にmade in USAのゴツいバックルベルトを輸入雑貨店で買ってドヤっていた時代を思い出させます。
ちなみに世界ヘビー級王座(下)とUSヘビー級王座(上)をデザインベースにしてあるニクさが◎

IWGPロゴのTシャツとかスウェットってよく見ますが、正直言ってそれに対しては全く魅力を感じませんでした。しかし、このベルトに関しては企画した人とそれを通した人の変態性とヤケクソ感が凄く洒落ているように思えたんですよ。
そもそもチャンピオンベルトベルトっていうネーミングのゲシュタルト崩壊手前な時点で狂気だし。

前々から言っているけれど、世のお店やクラフトイベントに並んでいるモノってどこもしっかりと「おしゃれ」なんですよね。とても頑張っておしゃれに見せようとしているのが伝わります。
でも私が求めているのって「洒落ている」モノなんですよ。
(”おしゃれ”と”洒落ている”って個人的には別だと思っていて、実際に私が会話や物の表現で肯定的な時に「おしゃれ」とい言うことはほとんどありません。)

そう考えると、このベルトの変態性と狂気とヤケクソこそが私にとっての特別な「洒落」でありPUNKなのです。

ちなみにお値段は990円。イカれてイカしてるw

 

 

 

 

 


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