箱根寄木細工
正直言うと、ここ最近まで寄木細工に対してちょっと苦手意識を持っていました。
何故かというと特に近年は箱根の寄木細工というと秘密箱と呼ばれる、からくり仕掛けの箱がフューチャーされていたので。
いや、もちろんそのからくりを作る技術は凄いし、寄木という技術を長年継承してきた真骨頂の匠の技という事で素晴らしいと思います。
でもね、寄木の緻密な柄+高度なからくり箱って物としても情報としてもうるさくないですか?
どちらかで十分なんですよ。(あくまで個人的な価値観です。)
そして今回の寄木細工は機能的には普通の小物入れ。
ただ前面に寄木を貼っているのではなく、濃く着色された無垢材も使用していて、それが効いているのか、純粋に寄木の柄が活きている気がするのです。
要は寄木のドヤ感よりも、模様の美しさがダイレクトに感じるという事。
そう考えると金具の時代遅れ感もむしろ愛らしくなってきました(笑)
という事で久々に箱根に遊びに行きたいw
(そんなノリで出張先を決めている竹内でした。)
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