西山忠男「コロポックル」
個人的に北海道民芸品の父と勝手に呼んでいるのが西山忠男さん。
その氏による意匠による代表作がこれ。
この何とも言えないディフォルメ感と、小さいキャンバスにしっかりと注入されたアイヌ感が程良い塩梅でかわいいです。
神戸市出身の85歳の方ですが、もともとは洋服のデザインをしながら北海道内各地を放浪の末に23歳で阿寒湖畔に民芸土産店をはじめた。
コロポックル含め様々な民芸品を世に生み出してきましたが、現在は北海道上川郡東川町で「ふくろうの店」を営んでいるとの事。
私の拙い文章よりもコチラのサイトから抜粋させていただきました。
記事内にも書かれてあるけれど、「もう高齢だしここを売却して札幌などマンション暮らしをしても良いかも」との事。その前になんとか行きたいです。
個人的にブランド物でもなくアートでもない。郷土限定のお土産玩具を生み出すのって凄く難しい事だと思うし、一番センスと度胸が必要だと思ってます。
わたくし田舎に住んで様々なところに行って山ほど身銭をきって周りからは理解も得られず否定されてきたからこと、そんな人を尊敬します。