BLOG - 竹内利充(Take Product ディレクター)

ナバホラグ

Navajo Rug(50年代)

ダイヤ柄のネイティブアメリカンラグ。先日お邪魔したSANTASSÉで手に入れたモノ。

カラッと乾いたブラウンを主体とした風合いがたまりません。比較的織りが丁寧なのも◎

既出な話ですが、当方は中東のトライバルラグやキリムは結構所有している反面、実はネイティブアメリカンのラグは持っていませんでした。

私事ながら世界中のラグやテキスタイルをたくさん見てきた方だと思っていますが、こういった菱形やギザギザのモチーフって世界中の全く違う土地の文化でよく見受けられるのも面白くて魅力的です。(実際、数年前の私ならばコレを見てトルコかイランのキリムと勘違いしたかも?)

ここからはちょっと毒づいてしまうが、
最近中東のトライバルラグが流行っているけれど、知識があまり無い人やお店が近年物のUSED加工した物をアンティークやヴィンテージとして販売したり、商業用に織られている物を遊牧民が使っていたと紹介したり、産地を偽る等…。相当残念な状態の市場になっているのも事実。

そうなると私も自然と以前よりもトライバルラグに手が伸びづらくなってきた今日この頃。
そんな時だからこそこんなヴィンテージのネイティブアメリカンのラグが面白く感じます。

 

 

 

 

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