BLOG - 竹内利充(Take Product ディレクター)

縁起物の作法

酒田凧(山形県酒田市)


こちらは先日、山形県酒田市の山居倉庫に行った際にお土産屋さんでGETした手描き凧。

酒田の凧づくりは昔、左官職人らによって冬の手仕事として作られたのが始まりと言われています。
一度は途絶えたものの、40年以上前に当時の下絵が発見され、それからほどなく酒田凧保存会が結成され現在も製作や伝承、普及に努めているとの事です。

いやはや、この色使いと力強い線によるシンボリックな気持ちの良い印象のアイテムになっているのが、プロダクトとして非常にそそられます。

個人的には正月に張子のダルマの代わりに今回はこれを飾るのも趣が感じられてアリかと思っています。

飽きたら凧らしく飛ばして遊びます(笑)

そんな感じで縁起物だけど変に神格化されていないフランクさを、存分に味わいながら愛でる作法こそ郷土玩具の醍醐味であると勝手に解釈しております。

 

 

 

 

 

 

UPDATE BLOG

ブログトップもっと見る