キリム (アフガニスタン・バルーチ族)
恐らく60年程前にアフガニスタンのバルーチ族により織られたと思われるキリム。
現在の市場価値的にはトルコのキリムやペルシャ絨毯などよりは価値も人気も低いですが、輸出等の商用として生産される物とは違う、遊牧民の息遣いと風合いが個人的にはたまりません。
よくアフガンのキリムには「くの字」型の柄をボーダー状に配置する様を見かけますが、先日中東関係の資料を見ていた時に、この「くの字」は鳥を模していて、「幸せの予感」と言われていると書かれていました。
なにせ遊牧民が作り続けてきた物だから、正確な資料は無いのでその真偽は分かりませんが、こんなご時世なので頭の隅に留めて楽しみたいと思っています。
それにしても、ミャンマーといいアフガニスタンといい、行きたいと思っていた国に限りどんどんと難易度が高くなっていきますね。。。。