先日、ドライブがてら新潟県に行った際に「十日町市里山科学館 キョロロ」という施設のお土産コーナーにて発見した物がこちら。
スゲ細工製 ボトルホルダー(新潟県十日町市)
あくまで花瓶入れとかじゃなくて、ペットボトル等をショルダーにして持ち運ぶ物です。
その十日町市に住む佐藤さんという年配のおじいさんが製作している物。
長野県の飯山市から新潟県の妙高市や津南や十日町市界隈では、昔から冬の休耕期には藁細工やスゲ細工等が盛んだった名残りでこの手の工芸品が今でも数は少ないけれど残っているのです。
それにしてもボトルホルダーとは恐れ入りました。
しかも素材的に凄く軽いし水滴はしっかり吸ってくれるし、いざという時にはちょっとちぎって焚火の焚き付けに出来るというスグレモノ。
そりゃナイロン製に比べたら強度は劣るけれど、これで1500円って手間等を考えたら破格ですよね。
ボトルホルダーなんて数多くのアウトドアメーカーが出していますが、
このフリンジ(?)とその隙間から時折見える編みのディティールが、私的にとてもモードに感じます。