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先日、自宅の土蔵の整理をしていた時にコレが出てきました。

 

雪ん子人形

以前、白骨温泉とか岐阜の山奥のお土産屋さんの片隅で埃をかぶって置いてあるのは見た事があるので、その界隈で昔に家族か親戚が買ってきた物かと。。。。

そう言えば、たまに何処かの古い家に行くと様々な物に混ざって、これが茶箪笥の上や玄関に置いてあったのをよく見た気がします。

なにはともあれ、恐らくはもう作っている人もいない過去の遺物。可能な限り飾っておこう。

それ以前に、みのかさからチラリと除く白い肌と髪飾りが非常にモードでアーティスティックで官能的に感じます。

そう言えば1年ほど前に福島の博物館でもみのかさが格好良く感じて写真に収めていました。

どうでもいいけれど、お土産でこういった置物を買ってきて人にあげるという行為が許されていたのが時代だなーと感じます。そしてもらった方は「好きでも無いけれど飾らなきゃ失礼」という日本人らしい脅迫概念が生まれる始末。特にウチの親世代。

建築士の資格を持ち、インテリアデザインをやってきた当方からすると、自分が興味のない物をディスプレイする事ほど格好悪い物は無い。
世間からゴミ扱いされている物でも、それが好きな人が好きなように飾るだけで「おっ!!!」となる何かが生まれると思います。

 

「自分に合った色はコレ!」とか「バランスはアレ!」「オシャレに見えるのはコレ!」となんでも正解を見つけたい時代のようですが、むしろ不正解の中に垣間見える「おっ!!!」と感じる瞬間が大好きです。

 

 

 

 

 

 

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