バルーチ族のキリム
福岡のとある方より譲っていただきました。
ホラサーン産とはいったものの、案外アフガニスタンでもこれに似せた物があるようなので、詳しい産地と年代は相変わらず明言しないでおきます。
ただ、これのように中央で2枚繫いだ物はチフカナットと呼ばれる物ですが、そういうのを所有していなかったので、ちょっとテンション上がりました。
仕事自体も非常に丁寧に作られていて申し分無し。
ボーダーに構成された矢印のような模様もよく見かけますが、このようにさらに鍵状に変形したものも初めて見ました。
本当ならばもっと産地や年代、模様の意味など細かく述べたいのですが、トライバルラグの世界は奥が深すぎてとてもじゃないけれど、まだまだそんな領域に達する事が出来ません。
それ以上に誰トクな内容に拍車がかかりそうなので自重(笑)